シンガポール取引所が新システムを導入 多様な通貨で証券取引が可能に
シンガポール取引所(SGX)は、株式をその建て通貨以外の多様な通貨で閲覧・取引・決済できるシステムの導入を検討している。
ソース:http://www.asiax.biz/news/47492/
この記事の続きを読む
技術を提供するのは革新的金融技術の提供業者、エム・ダックで、ストレーツ・タイムズ指数(STI)構成銘柄の価格をリアルタイムで、特定の通貨で見ることができるソリューション(解決法)の試作品を開発した。
SGXはホームページを通じ、同解決法のモニターを募集している。現在、為替相場は取引成立後、決定されている。SGXによれば、多様な通貨での取引が可能になれば投資家は外為相場変動のリスクを抑制し、利益率を上げることができる。
同ソリューションは特許を取得している。エム・ダックのリチャード・コー最高経営責任者によると、機関投資家、個人投資家にかかわりなく、全ての投資家に取引時点の銀行間取引の為替相場が適用されるため、株式の国境を超えた取引の大衆化に役立つという。
コー氏は2000年代初頭にJPモルガンで働いていたが、賞与の多くが米ドル建ての自社株だったため、シンガポールドルでの価値を知る必要からマトリックス精算表を作成したのがソリューション開発のきっかけとなった。
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
シンガポールのビジネス情報サイト【AsiaX】
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由