日本の「BBXI」とタイの「トゥルーIDC」 タイでIX事業の合弁
ソフトバンクグループでインターネットエクスチェンジ(※IX=インターネットの相互接続点)事業を行うBBIXと、タイの通信大手トゥルー・コーポレーションの子会社トゥルー・インターネット・データセンター(以下、トゥルーIDC)は8月10日、タイでIX事業を行う合弁会社BBXIタイランドの設立を発表した。
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BBXIタイランドは、トゥルーIDCが51%、BBXIが49%を出資し、タイ国内のデータセンターにIX(インターネットエクスチェンジ)機器を設置し、今後の人工知能(AI)、電子商取引、グローバルインターネットの巨大な成長に向け、国内外の企業向けにキャリアニュートラル、低遅延、低コストのIXサービスを提供することでタイのデジタル経済を次のレベルに引き上げたい考えだ。
BBIXが国外で合弁事業を行うのは今回が初めてとなり、まずは首都バンコクからサービスを開始し、その後地方にサービスを拡大、将来的には東南アジア諸国の中心という地理的優位性を活用し、近隣の東南アジア諸国にもサービス拡大を計画している。
<DIGIMA NEWS編集部の視点>
タイ統計局が2017年1月~3月に行っった情報通信技術(ICT)に関する調査では、2013年28.9%だった同国内のインターネット普及率は52.9%にまで上昇しており、ソーシャルメディアや電子商取引の利用が活発に行われている。
タイ国内では一般消費者はもちろんのこと、AI技術を使用している銀行や大企業も多数進出しており、インターネットの帯域幅を大幅に消費しているため、今後もIXサービスの重要性が問われていくことになるだろう。
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