昨年の輸出収入は310億米ドル、2020年以降は500億米ドルを目標に、ここ数年のベトナム繊維・アパレルの顕著な成長は、インド企業を含め世界の最も手強い顧客を納得させた。
ベトナム繊維協会 (VITAS)によると、デニム商品は繊維・アパレル産業の輸出収入の20%を占める。
同産業のサプライチェーンに問題があるが、現地化比率が55~60%のデニム織布製造は地元製造者の強みであり、製造ラインと技術への莫大な投資により促進されている。
6月にホーチミン市で開催された3回目のDenimsandjeans Vietnamショーの直後、複数のインド企業がデニム織布製造でのベトナムとのパートナーシップに意欲を見せた。
Denimandjeans の創立者でBalaji Enterprises Sandeep AgarwalのCEOは、ベトナムの繊維・アパレルの製造能力は拡大しており、外資の吸引力であると述べた。
一方、KG Fabriks Thamarai Selvanのマーケティング部長は、受注額の増加と熟練工を含め、ベトナムに製造施設を持つことは利益の増加が見込めるので、同社工場を中国から移転予定だと話した。
Anubha Industries Privateとベトナムのデニム供給者は、合意し、取引協力協定を発表する予定だと同社マーケティング部長のAmit Desai氏が述べた。
ホーチミン市のインド総領事K. Srikar Reddy氏によると、繊維・アパレル産業は2020年までに2国間貿易で150億米ドル達成への共同の取り組みにおける優先事項である。
現在、インドはベトナムの176のプロジェクトに8億1,400万米ドル登録しており、ベトナムへ投資している126の国と地域のうち28位となっている。昨年、インドはベトナムに4億2,900万米ドル相当の繊維・アパレル商品を輸出し、前年比で44%増加している。
だが、この数字はベトナム繊維・アパレル産業の輸入ニーズに一部にすぎない。
ソース:http://apparelresource.asia/news/item_3542.html