ファーウェイによると、事業運営の合理化や経営品質の向上に取り組んできたことが主な要因で、営業利益率は14%だった。通期でも良好な財務状態を維持する見通しという。
事業別ハイライトをみると、主力の通信事業者向けネットワーク事業では、通信事業者によるオールクラウド化ネットワークの構築支援などに力を入れたほか、通信事業者が新たな商機を見いだすためのサービス開発を積極的にサポートした。
法人向けICTソリューション事業では、政府機関やエネルギー、交通輸送、金融、製造など幅広い業種で、データセンターや企業向け通信ソリューションなどが活用された。多くのパートナーとともに、産業エコシステムの拡大や顧客サービスの強化にも努めた。
このほか、コンシューマ向け端末事業では、画像処理や人工知能(AI)を駆使したスマートフォン「HUAWEI P20」シリーズや、フルビュー液晶を搭載したウルトラスリムノートブック「HUAWEI MateBook X Pro」をリリース。クラウド分野では、人工知能プラットフォームの構築などに注力した。
(週刊BCN+:齋藤秀平)
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ソース:https://www.weeklybcn.com/journal/news/detail/20180807_163613.html