週末来星したマレーシアのアズミン・アリ経済相はHSR事業の延期にともなう話し合いを8月中に実施すると発表したが、シンガポール側が否定するかたちとなった。
またMOTは、HSR事業の件でアズミン・アリ経済相が来星中にシンガポール政府高官と会談したことも事実と異なると説明。
MOTによるとマハティール首相就任後に持ち上がったHSR事業見直し提案に対して、6月1日にマレーシア政府側の見解を明らかにするよう求めたが、マレーシア政府からの正式が回答は得られていないとのこと。
マハティール首相は選挙中もナジブ政権時代に1兆リンギもの債務が生じたことを非難し、HSRなど大型プロジェクトの見直しを公約に掲げていた。HSR事業にかかる建設費は当初の倍に当たる270億米ドルとなることが最近明らかになったばかり。
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