ベトナム繊維公団(VINATEX)のCao Huu Hieu常務は7月30日、ハノイでの記者会見でこの情報を明らかにした。
多くの企業が多数の大量注文を今年末まで受注していることが、輸出好調の理由と見ている。
目標を達成するには、第4次産業革命の技術の適用、投資の誘致、労働者のスキルセットの向上、商品の付加価値を上げるためODM生産の比率の上昇など、企業は具体的な戦略を考案する必要があるとHieu氏は強調した。
2桁成長を達成するため、企業は新たなブランドの設立と消費ルートの構築とともに、市場状況への適応、国内市場を拡大、サプライチェーンの構築、消費者の嗜好にあった幅広い商品の開発が必要である。
繊維・アパレル産業は、国内市場を勝ち取り外国市場に参入するため、商品の質とデザインを改良する先端技術への投資、労働生産性の向上、輸送時間の削減、効率的な流通ネットワークの構築に重点を置くことが重要である。
今年上半期の繊維・アパレル産業の輸出総売上額は前年同期より16.49%急増し165億米ドルに達した。
繊維・アパレル産業は、米国、EU、韓国、中国、アセアン諸国、環太平洋パートナーシップ協定(CPTPP)加盟国など主要市場への輸出で高い成長を記録した。Tinh Loi (Regent Garment)社、 Viet Tien Garment社、 Regina Miracle社、Worldon Vietnam社などの企業で輸出が拡大した。
ソース:http://apparelresource.asia/news/item_3515.html