7年ぶりに日中情報サービス産業懇談会が開催 ソフトウェアで双方協力を
【中国・山東省済南市発】第16回 日中情報サービス産業懇談会が7月26日、中国・山東省済南市で開幕した。済南市政府、中国ソフトウェア産業協会(CSIA)、日本の情報サービス産業協会(JISA)が主催し、27日までの2日間開催される。
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懇談会は日中両国の情報サービス産業の発展を推進し、IoTやセキュリティ、サービス貿易などを中心としながら両国の連携を強め、産業の成長を促進することが目的。2011年11月に山東省・青島で15回目が開催されて以来実施が途絶えていたが、日中関係の改善を受け、7年ぶりに開かれた。
開幕の冒頭、挨拶に立った、中国・工業と情報化部情報化とソフトウェアサービス業司の傅永宝 氏は「中国のソフトウェア産業発展のスピードは大変速い。2017年の売上高は2012年比で2倍の5.5兆元に達している。中でも済南市はソフトウェア産業が特に成長しているエリアでもある。この懇親会をきっかけに、中日ソフトウェア産業でWinWinの関係を築き、新しい潜在力を発揮させていきたい」と話した。
続いて、JISAの浜野一典 副会長が挨拶に立ち「懇談会の開催が途絶えていた7年間で、ICTの環境は大きく変わった。特に中国は発展のスピードが速く、見習うべき点も多い。これまでの15回では基礎的なプラットフォームを築く第一ステージと位置づけ、再開した今回からは新たな発展を模索する第二ステージと位置づけ日中双方でソフトウェア産業を発展させていきたい」と話した。
懇談会はこの後、日中両国の産業環境や政策の現状、ソフトウェア産業発展の構想などについて話し合われた。
(週刊BCN+ 道越一郎)
ソース:https://www.weeklybcn.com/journal/news/detail/20180726_163429.html
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