フィリピン・ダバオに廃水処理施設 ヨーロッパの技術を採用
ダバオ市は今年中にも廃水処理施設が建設されることになった。
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ダバオ地方の科学技術省(Department of Science and Technology:以下、DOST 11)の発表によれば、vertical helophyte filter system(以下、VHFS)と呼ばれる廃水処理技術が備わった施設の建設のため、同省はダバオ市役所に対し支援を行うそうだ。
DOST 11は同施設の建設資金として、少なくとも900万ペソの援助金を割り当てている。廃水処理施設はダバオ市、市内の貧困地域、政府が支援する中小企業が所有する食肉処理場を含め、4つのエリアにて建設される予定である。
VHFS技術はヨーロッパ国内においてすでに実装されており、ドイツ人の水道技師を通じてDOST 11に当技術が紹介されたそうだ。
VHFS経由でろ過された廃水は極めてきれいな水となって海に流されることから、汚染の心配もなくなる。さらにVHFSのコストは9万ペソと高くなく、かつ25年間の利用が可能である。DOST 11の局長であるAnthony C. Sales氏も、民間セクターに対し当技術の採用を促している。
ソース:https://davawatch.com/articles/2018/07/26/9657.html
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