シンガポールという都市環境でドローンを安全に運航するためのシステムを構築する。
連合体は多数のドローンの飛行を承認、追跡、調整する枠組みを作り、地図作成、航路承認、飛行体と操縦士の確認などについて規定する。
連合体の活動期間は2年。ドローン操縦士がオペレーションセンターから目視外飛行(BVLOS)ができるよう、都市上空を管理できるシステムを開発する。
連合体の中心はガルーダ・ロボティクスで、ほかに、総合病院のパークウエー・パンタイ、シンガポール・テレコム(シングテル)、エアマップ、ゲマルト、ドローン製造のスカイフロント、グラスゴー大学(シンガポール校)などが参加している。
SCDFは緊急物資の輸送にドローンの使用を検討している。パークウエー・パンタイは血液など検体を病院とラボラトリー間の輸送に利用する計画だ。
連合体はドローンの遠隔離着陸基地を建設する。機体搭載型の危険察知・回避能力も開発する。