しかしアルコールの広告が禁止されていたり販売時間に制限があったりと、アルコールには厳しいタイですから、「テスト販売成功→本格販売開始」とはなりませんでした。
最初に持ち上がったのが法的問題。ビールサーバーのロゴが広告に当たるのではないかということと、店舗で客自身がビールを注ぐことが違法であるということ。これらは、通常ビールサーバーにカバーをして見えなくすることと、ビールを注ぐのは店員が行うということで、法的問題はなしとなったのです。しかし・・・。
さらに大きな問題は、アルコール反対運動家たちからの強い抗議でした。彼らの主張は、ビールサーバーの設置により、気軽にビールを飲む人が増えてトラブルが起きかねないというもの。先述の通りアルコール販売時間には制限があっても、今でも気軽にセブンイレブンでビールは買えるので、ビールサーバー設置でも大きな変化はないようにも思えるのですが、アルコール反対運動家たちは店頭でデモを行うなどして強く反対。結局ビールサーバー設置は中止となったのです。
ソース:https://www.thaich.net/news/20180715pz.htm