ミャンマーの「国民生活白書」が発刊、ミャンマー国民の生活水準が大きく向上
ミャンマー政府、中央統計局が世界銀行やUNDP(国連開発計画)と共同で作成した2017年度国民生活白書が6月29日に発刊され、直近の2年間で国民の生活水準が大きく向上したと表記されたことがわかった。中央統計局の発表を7Day Daily紙が6月30日に伝えた。
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国民生活白書によると、過去10年間に国民の生活水準は向上を続けているが、特に直近の2年間で大きく向上したという。向上が見られる分野は、電力、教育、耐久消費財の保有、最新技術の利用で、2015年は電気が使用できた世帯はミャンマー全体の34%だったが、2017年には42%まで伸びたとしている。
また、2010年~2017年の間に中学校進学率が47%から68%に上昇。全世帯の82%の家庭で携帯電話を1台以上所有しており、そのほとんどはスマートフォンであると指摘した。
一方、シャン、モン、ラカインなどの州では子供の10人に1人が小学校に通うことができず、エーヤワディ管区やラカイン州では、河川の水を飲み水として利用していると報告した。白書の基になる調査は2016年12月から2017年12月までの1年間に全国330の郡において行われた。
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