NTTドコモによると、日本から中国に製品を輸出している企業が、機器に組み込んだドコモのSIMを抜き差しすることなく、中国でチャイナモバイルのネットワークに切り替えられるのが特徴。切り替え前後の保守や運用は、ドコモがサポートする。
ソリューションは、GSMA3.1に準拠。通信事業者が異なるベンダーのeSIMを採用している場合でも、eSIMの書き換えが可能で、ドコモは「世界初のマルチベンダー間eSIM連携システム」と説明している。
ドコモは、2014年にeSIMソリューションを商用化し、17年にチャイナモバイルとeSIMソリューションを含むIoTサービスに関する協業契約を結んでいた。今後、欧州やアジア、中東、米州などに展開地域を広げていく方針。
(週刊BCN+)
ソース:https://www.weeklybcn.com/journal/news/detail/20180703_163066.html