7月9日付『東方日報』が、『りんご日報』の一面に掲載されている発行部数と実売部数(2週間前の数字)について報じた。
それによると実売部数は6月1~24日のうち、10日間は10万部を下回っていた。その中でも最も実売部数が少なかったのは6月18日で、8万9,830部だった。
ある経済アナリストは新聞にとって販売量は広告業務の実績に影響すると指摘。このまま部数が減ればクライアントの広告出稿意欲は打撃を受けると話している。
電子媒体の広告収入は紙媒体には及ばないことから、たとえ電子媒体を拡充しても紙媒体の損失を補てんすることは難しいという。壱伝媒集団は今年3月末の通年決算で赤字が前年比21%増の4億7,600万ドルへ拡大。過去3年度の赤字は累計で12億ドル近くに上るなど、近年は経営不振が続いている。
ソース:https://www.hkpost.com.hk/20180710_11718/