DAダバオ地方High Value Crops Developmentプログラムのコーディネータであるメラ二・プロビド氏は、「野菜の種の配布を優先事項として、今年、DAダバオ地方には1,000万ペソの予算が割り当てられました」と述べた。
このプログラムは、ダバオ地方の、特に道路事情などにより、DA担当者もなかなか訪れることのできない奥地の住民に、手を差し伸べることを目的としている。軍事キャンプ場で野菜を育てることにより、近隣に住む子供たちや住人がより野菜を手に入れやすくなるからだ。
配布した主な野菜の種類は、オクラ、かぼちゃ、茄子と葉物野菜である。「これらの野菜は種を植えてから約45日で収穫できます。そのことから、学校での子供たちへの食事提供プログラムにも使われています」とプロビド氏は述べた。
プログラムは、国民栄養委員会(National Nutrition Council 以下、NNC)と協力して行われている。NNCのマリア・テレサ・ウンソン医師によると、NNCは子供の栄養失調をなくすため、または妊娠中や授乳中の女性のために家庭菜園をすることを促進している。
また、観賞用や装飾用の花を植える代わりに、野菜やハーブなどの食用植物を植えることも推奨している。
ソース:https://davawatch.com/articles/2018/07/10/9544.html