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シンガポール企業の国外上場が増加 香港や豪州を中心に前年比4倍の件数に

 
ベーカー・マッキンゼーのまとめによると、全世界のIPOは前年同期比19%減の676件で、資金調達額は15%減の900億米ドル(約9兆9,558億円)になった。上場が多かったのはニューヨーク証券取引所と2部のナスダック。
 
全世界のIPOのうち、国外上場による資金調達は計166億米ドルで、15%の増加だった。
 
アジア太平洋地域におけるIPOは、件数が31%減の400件、調達資金が21%減の319億米ドル(約3兆5,288億円)だった。うち国外でのIPOは40件で、調達資金は12%減の56億米ドル(約6,194億円)。
 
シンガポール企業による国内でのIPOは、件数は半減したが、調達資金は64%増加した。サセ(砂之船)REIT(不動産投資信託)によるIPOは3億米ドル(約331億円)、SLBデベロップメントは4,182万米ドル(約46億2,600万円)、LYコーポレーションは1,493万米ドル(約16億5,000万円)の資金調達だった。
 
国外上場は、件数が4倍、調達資金が166%の増加だった。香港と豪州市場での上場が多かった。