オン・イエクン教育相が6月11日、サイバーセキュリティー競技会の表彰式で明らかにした。
DSTAは武器調達、国防技術開発を任務とする政府機関。サイバーセキュリティーに関心を持ってもらうため、ジュニアカレッジや、集中プログラムを実施している学校の学生を対象に、ハッキングに対処する技術を教える3週間のオンライン「キャンプ」を提供している。
キャンプ終了後は競技会で、今年は500人が参加した。またDSTAは初めて6カ国から7チームを招待した。し烈な競争を勝ち抜く技術を身に付けさせるのが狙い。
キャンプ実行責任者のタン・アートゥアン氏によれば、今年の課題の1つはドローンシステムの無効化。大会で優勝すると兵役の際、サイバー要員として働くことができる。
オン大臣によると、高等教育機関でコンピューター関連課程を履修する学生が増えており、大学では過去2年間に20%ほど増加した。8月から始まる新学期で、シンガポール国立大学(NUS)では900人の新入生が履修する見込みだ。