CPTPP下では、オーストラリアは協定の発行直後3年間は輸入税を5%に下げ、4年目からは輸入税を撤廃することになっている。
ベトナム繊維協会のTruong Van Cam副会長兼総書記は、オーストラリアのアパレル輸入は過去5年間で安定的に成長し、成長率は年間平均で3〜4%である。さらに、オーストラリアのアパレル製品小売価格は輸入品よりはるかに高く、ベトナム製品に有利な市場である。
しかし、近年のオーストラリアのアパレル輸入は、中国製品が60%以上を占めている。
中国の他に、インドもオーストラリア市場へ参入しようとしている。
ベトナム繊維協会のTruong Van Cam副会長兼総書記は、オーストラリアのアパレル輸入は過去5年間で安定的に成長し、成長率は年間平均で3〜4%である。さらに、オーストラリアのアパレル製品小売価格は輸入価格よりはるかに高く、ベトナム製品に有利な市場である。
しかし、近年のオーストラリアのアパレル輸入は、中国製品が60%以上を占めている。
中国の他に、インドもオーストラリア市場へ参入しようとしている。
11月中旬にメルボルンで開催された、アパレル製品の国際展示会の出展者の半数以上は中国企業で、4分の1はインド企業であった。近年、ベトナム企業数社がこの展示会に参加した。
Truong Van Cam氏によれば、オーストラリアのビジネスでは、最初は供給能力と市場の反応を探るため、少数発注から始まることが多いという。もしそこでいい結果であれば、より適正な価格での大きな契約につながる。
商工省アジア・アフリカ市場部のNguyen Phuc Nam部長代理は、アジア太平洋地域において、オーストラリアはベトナムの重要なパートナーであると述べている。2017年、オーストラリアはおよそ93.2億米ドル分のアパレル製品を輸入し、全体の約1.9%となるおよそ1億7300万米ドルはベトナムからの輸入であった。
オーストラリア企業は、中国のよりも人件費の安いベトナムに注目している。
需要の多い市場に参入するには、ニーズを研究し、製品仕様と労働者の技術を向上させ、最新機器へ投資する必要があるとTruong Van Cam氏は強調した。
オーストラリアの人口は約2400万人、1兆3900億米ドル近くの国内総生産があり、一人当たり年間5万米ドルの平均収入がある、と商工省は述べている。
ソース:http://apparelresource.asia/news/item_3424.html