6月6日付香港各紙によると、特区政府食物及衛生局が5日に立法会に文書を提出したばかりで詳細は未定だが、茨城、栃木、千葉、群馬の青果物と乳製品が条件付ながら輸入解禁となりそうだ。
条件とは日本側の農林水産省発行の放射性物質検査報告書と輸出証明書の提示で、上記4県と福島県産の食肉と海産物は現行でも条件付ながら輸入は可能、福島県産の青果と乳製品については禁輸のままとなる。
ただ、今回の措置によって香港への輸入量が増加するかは未知数だ。
マスコミの取材に対し多くのローカル系スーパーが、当面の取り扱いはないと回答しており、比較的日本産の農産物の取り扱いの多いシティスーパー、そごうからはコメントを得られなかった。一田百貨のみ「現時点では取り扱いの予定はないが、消費者の反応や政府の安全に関する指針を見極めて社内で討論したい」と答えている。
ソース:https://www.hkpost.com.hk/20180607_10879/