ミャンマーのティラワ港にLPG貯蔵施設が開業
ミャンマーのティラワ経済特区に隣接するティラワ港にLPG(液化石油ガス)積み下ろし用の埠頭と貯蔵施設が完成し、5月19日に開業式典が行われた。国営新聞「Myanma Alinn」が5月21日に伝えたもので、式典には電力・エネルギー省のウイン・カイン大臣、ミャンマー港湾当局のニー・アウン総局長、エリート・ペトロケミカルのアウン・テッ・マン会長などが出席した。
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ウイン・カイン大臣は「LPGはクリーンなエネルギー資源。LPGを普及することにより、電力を節約でき、薪や木材の消費を抑えることで林産資源を保護することができる。政府はLPGの普及を最優先課題にしている」とスピーチで述べた。
大臣の話によると、民間によるガソリン輸入は2010年から、LPG輸入は2011年から許可され、エリート・ペトロケミカルに対してミャンマー投資委員会が2013年1月16日に投資許可を与え、2018年4月18日に電力・エネルギー省がLPGの輸入・貯蔵・販売事業のライセンスを与えたという。
ミャンマー国内には、中部のミンブー(日産11トン)とヤンゴン市近郊のニャウンドン(日産12トン)にLPG生産施設があるが、国内需要を賄うことができないため、政府は海外からの輸入を促進している。
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