5月29日付香港各紙によると、値上げ幅は以前に報道があった通りの平均3.14%。値上げのたびに発表される負担軽減措置だが、今回は計5億ドルが市民に還元される予定だという。
まず日本の定期券に近い機能を持つ「月票」と「都会票」だが、年内に限り価格は据え置きになる。
2つ目は八達通(オクトパス)使用者に限られるが、2018年6月3日~19年1月1日の半年にわたって運賃が自動で3%割り引かれる。
3つ目は緑色のミニバス(路線バス)の乗り換え割引だ。これも八達通使用者に限られるが、香港内の緑色ミニバスおよそ500路線を、乗り継ぎや乗り換えでMTRと併用すると30セント割引になる。この割引のみ適応期間が長く、6月3日から5年間、すなわち23年の6月まで続けられるという。
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