海外ビジネスニュースを毎日配信!− DIGIMA NEWS

タイで医療大麻解禁へ向けた法案が閣議で承認 一方バンコクでは大麻生産工場を摘発

 
法案は、大麻の人への影響の研究が可能になるもので、これまでは動物への影響の研究のみが可能でした。タイはアジアで初めての医療大麻解禁に向けて、着々と進んでいる模様。
  
現在タイで大麻は、クラトムなどと共に「第5種麻薬」に指定されており違法。生産や所持で最高15年の懲役になる可能性があります。
   
そんな中タイ警察は5月16日、大麻生産工場となっていたバンコク・ラプラオ通りソイ87のタウンハウスを急襲し、33歳の男を逮捕しました。男は販売目的で室内で大麻の栽培をし、吸引しやすくするための乾燥を行っていたとのこと。
 
また先日は、医療大麻解禁に向けてのニュースを見て既に解禁になったと勘違いした女が大麻を所持し、逮捕されたことがありました。今回の法案の承認は、あくまで医療目的での大麻使用へ向けてのもの。嗜好品としての大麻使用解禁の道はまだまだ遠そうです。

ソース:http://www.thaich.net/news/20180517ya.htm