ミャンマーの古都バガンで「パゴダ登頂」を解禁へ
ミャンマーの文化・宗教省、考古学・国立博物館管理局(バガン支局)は、禁止されているパゴダへの登頂を解禁する方向で検討していることがわかった。同局のアウン・アウン・チョー局長の発表をThe Voice紙が5月3日に伝えた。
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同局長は「5つのパゴダに限定して登頂できるように検討している。どのパゴダが選ばれるかについては修復の専門家が決定する。9月から登頂できるだろう」とコメントした。
禁止されたパゴダ登頂を再開するようバガン歴史文化保護委員会がマンダレー管区政府に対して要請している。
同委員会のアウン・チャイン議長の話によると、バガンには登頂可能なパゴダが80基あり、そのうち7基に関して登頂できるよう要請している。要請の対象となっているパゴダは、マハーゼーディー、シンミャーシン、ヤダナーゼーディー、タッビニューなどのパゴダや寺院。
バガンを訪れる外国人観光客の間でパゴダに登頂しサンセットを眺めるのが人気だったが、政府が禁止したため地元の観光業界では今年の観光シーズンに外国人観光客が減少することを憂慮している。
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