フィリピンのハラール産業は向こう4年で急成長の見込み
フィリピンの貿易産業省の発表によると、2020年までに国の輸出の11パーセントをハラール産業が占める見込みであり、2013年以来低迷気味であったフィリピンのハラール産業にとって良い知らせとなった。
この記事の続きを読む
5月2日に開かれた会議において同省のRamon Lopez長官は、世界のハラール市場において、他国に引けを取らない競合国として成長できるようフィリピン政府が後押しをしていく考えであることを明かした。
2014年現在、世界のイスラム教徒の人口は20億人以上となっており、年間1.8パーセントずつ増加している。さらにその大半をアジア諸国が占めていることから、ハラール産業の成長を目指すフィリピンにとってはこの上ない環境であるといえるだろう。
またイスラム以外の市場においてもハラール製品の需要は高まりつつあり、今後はハラール産業がさらに発展していく見込みだ。フィリピン統計機構(Philippine Statistics Authority)のデータによれば、フィリピンの主な輸出品はココナッツオイル、インスタント食品や飲料、バナナなどである。現在東南アジア諸国連合市場において、ハラール商品の輸入元はマレーシアとインドネシアがトップ2となっている。
またフィリピンは近年、世界のハラール認証団体のネットワークフォーラムである「国際ハラール認証フォーラム」(International Halal Accreditation Forum)にも参加をしており、フィリピンの更なるハラール市場の発展に期待がかかる。
ソース:https://davawatch.com/articles/2018/05/14/9041.html
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
davawatch
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由