カンボジア政府が出産した縫製業女性労働者へ180万米ドル以上を支給
カンボジア政府は、年始より現在までに出産した約1,800 名の縫製業女性労働者へ、総額およそ180万米ドルを手当として支給した。
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5月2日の国家社会保険基金の報告によると、1月〜5月1日までの間に出産した女性労働者は17,988名で、118名の女性が双子、1名が三つ子を出産し、総計出生数は18,108 名である。
「1月には3,881名の女性労働者が3,913名を出産、2月には4,430名の女性労働者が4,453名を出産、3月には4,822名の女性労働者が4,851名を出産、4月には4,690名の女性労働者が4,724名を出産、5月1日には165名の女性労働者が167名を出産」と報告が上がっている。
報告ではさらに、年始より現在までに、政府が出産した縫製業女性労働者に対し、既に72億4300万リエル(およそ180万米ドル)以上を支給したとされている。
2017年9月には、数千人の縫製業労働者に対し、Hun Sen首相は1人出産した女性に100米ドル、双子を出産した女性には200米ドル、三つ子を出産の女性には300米ドルを政府より手当てを支給すると宣言している。
4月30日、Ith Samheng労働大臣は、三つ子を出産した女性は、Hun Se首相夫妻よりさらに1,250米ドルが支給されると追加発表した。
政府は、子どもを出産した縫製業女性労働者に対して、最小でも毎年1000万米ドルを支払う用意をしている。カンボジア縫製業には約70万名が従事しており、その多くは女性である。
4月30日、Ith Samheng大臣は、毎月平均4,800名の縫製業女性労働者が出産しており、その全ての女性が、国家社会保険基金を通じて政府より手当てを受け取ることができ、さらに3ヶ月の産休中には通常賃金の120パーセントを受け取ることができると言及した。
4月30日にはさらに、Hun Sen首相の妻であり、カンボジア赤十字社の社長を勤めるBun Rany氏が、5月5日の国際助産師の日に先立ち、全ての妊娠中の女性に対し、母子健康の確保のため、定期健康診断の受診と、熟練助産師立会いでの出産を促す書面を発表した。
「カンボジアの母親と子どもたちを救うため、国家・国際組織を含む全ての関係機関に対して、助産師の仕事を支援することを訴えたい。」とBun Rany氏は述べている。
ソース:http://apparelresource.asia/news/item_3370.html
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