香港ドル買い介入、7日間で513億ドル 介入の頻度と規模は「想定内」
香港金融管理局(HKMA)の李逹志・副総裁は4月19日、記者会見を行い、12日から行っている香港ドル防衛のための市場介入の規模は500億ドル余りに達したことを明らかにした。
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20日付香港各紙とによると、香港ドル相場が対米ドル・ペッグ制の許容変動幅の下限に触れたため、HKMAは12日から19日午前5時まで(7取引日)に13回にわたって米ドル売り・香港ドル買いの市場介入を実施。累計介入額は計513億3300万ドルに上った。
銀行間市場の資金のだぶつきを表すアグリゲートバランス(MKMA決済性預金残高)は20日に1285億2000万ドルに減少。香港ドル相場は19日午前10時に過去1カ月で最高値の1米ドル=7.8441ドルをつけた。
李副総裁は介入の頻度と規模は想定内だとして「金利が短期間で急上昇する心配はない」と説明。また「今のところ香港ドルに対する大規模な空売り攻撃はみられていない」と強調した。
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