4月19日付香港各紙によると、同社でその事実を把握したのは16日。何者かにより同社のサーバが攻撃を受け、2012年当時の全顧客約360万人のうち11%にあたる38万人分の個人情報の漏洩が確認された。
同社では、盗まれた情報は12年のもので、クレジットカードなどは使用期限がすでに過ぎており、大きな影響はほとんどないとしているが、影響を受ける可能性のある顧客に対してはEメールとSMSで不審なカード使用の形跡がないか注意を呼びかけた。
同社の楊主光・行政総裁は、顧客への謝罪を表明、原因究明と再発防止に努めると述べたが、損害があった場合の対処については「個別に考慮し対応したい」と答えるにとどまった。
ちなみに12年の古い情報が存在していた背景には、法人は顧客との取引情報を少なくとも7年間は保存する義務があるという税務条例の存在がある。
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ソース:https://www.hkpost.com.hk/20180420_9163/