4月12日に東京で開催され、100社以上の日本の企業や投資家が集まった投資促進会議にてChau氏は、同省が日本人投資家向けの促進活動を行っていること、そして同省において木材加工、繊維、履物製造などを中心とする7つのプロジェクト（計4000万USドル相当）が、日本企業によって現在進行中であることを明らかにした。
同氏はフート省について、首都ハノイにあるノイバイ国際空港からのアクセスの良さや発展したインフラ整備、さらにはUNESCO（国際連合教育科学文化機関）に登録されている世界遺産が2か所あることなどを会議の参加者たちにアピールした。
一方で、在日ベトナム大使のNguyen Quoc Cuong氏は、日本とベトナムの強固な関係について触れ、1,800社にも上る日本企業がベトナム日本商工会に登録されており、ベトナム日本商工会の規模が世界の中でも最大規模であることを説明した。
＜DIGIMA NEWS編集部の視点＞
今後も安定した経済成長が見込まれているベトナム。大中小問わず、多くの日本企業が同国に進出を続けていくことが予想されている。Chau氏が会議の中で強調したように、同省は特に製造業、建設資材生産、ハイテク農業、林業分野において大きな可能性を秘めており、参加した日本企業からも大きな関心を集めていた。
（参照） http://english.vov.vn/investment/phu-tho-province-calls-for-more-japanese-investments-372567.vov