4月16日付香港各紙によると、新車両は同社が「紅巴2.0」の愛称で呼んでいるもので、赤い塗装が施されたマレーシアの順豊客車(GML)製。以前の車両からの改良点は多いが、外見ではまず車体の前後と側面にある行き先(番号)表示が夜道などでも見やすいLCD(液晶ディスプレイ)となった点が挙げられる。
車内ではディスプレイが設置され路線図やバス停案内を表示、将来的には終点到着の予測時間も表示される見込みだという。
また座席はイタリア製で、薄くなったぶん脚を伸ばせる空間が広がっている。投入されるのは当初は4台のみで、4月末までには香港に納車される予定。運輸署の車検通過を待って、年内の本格運行を目指す。
その一方で同社が投入を目指している、座席が完全予約制でバス停の数も減らした通称「豪華バス」だが、こちらも当初は年内導入とみられていたが、乗車料金の設定や乗車チケットの転売防止策など未確定の要素が多く、難航が報じられている。
ソース:https://www.hkpost.com.hk/20180417_8915/