香港金融管理局 「香港ドル防衛」のため市場介入を実施 13年振り
香港金融管理局(HKMA)は4月12~13日、香港ドル防衛のための市場介入を実施した。
この記事の続きを読む
13日付香港各紙と香港電台(RTHK)ニュースによると、香港ドルと米ドルの金利差拡大による資金流出で香港ドル相場が対米ドル・ペッグ制の許容変動幅の下限(1米ドル=7.8500ドル)に迫ったため、HKMAは2回にわたり米ドル売り・香港ドル買いの市場介入を行った。
香港ドル買いは2005年5月以来、13年ぶりとなる。介入額は合計32億5800万ドルで、銀行間市場の資金のだぶつきを表すアグリゲートバランス(MKMA決済性預金残高)は16日に1765億ドルに減少する。
2008年の金融危機以降に1兆ドル以上の資金が香港に流入しているが、市場では資金流出が始まったとの懸念が高まっている。
現在のところ株式市場にも資金は流入しているが、市場のパフォーマンス悪化や経済的に不利な情報が流れれば大規模な資金流出を触発する可能性があるとみられている。
ソース:https://www.hkpost.com.hk/20180416_8547/
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
香港ポスト_old
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由