会計事務所のKPMGによると、グラブへの出資を含めVCによる同期のシンガポール企業への出資は23件、計26億8,000万米ドル(約2,865億5,800万円)と、2010年に統計を取り始めて以来最高だった。
グラブ以外のシンガポール企業では、ニンジャ・バンが8,700万米ドル(約93億245万円)、ソフトウエアのカピラリー・テクノロジーズが2,000万米ドル(21億3,849万円)の出資を受けた。
東南アジアではインドネシアのバイク版配車サービス、ゴージェックが15億米ドル(約1,603億8,700万円)の出資をVCから受けた。額で世界4位。
額で2位は米国の配車サービス、リフト、3位は電気自動車の米ファラデー・フューチャー、5位は米ウーバーで、5位以内に配車アプリが4社入った。
配車サービス業者は食事デリバリー、決済プラットフォーム運営など関連ビジネスにも事業を拡大しており、KPMGは、VCは今後も配車サービス業者に資金を出すとの見通しを示した。
KPMGが調査報告を公表した同じ日、独保険アリアンツ・グループの投資会社がゴージェックへの3,500万米ドル(約37億4,237万円)の出資を発表した。
ソース:http://www.asiax.biz/news/46333/