会場には今回初の試みとして日本食、写真撮影、浴衣レンタルなどの各ブースのほか、茶道や折り紙、お弁当づくり、日本酒の試飲などの体験コーナーもあり、ステージでは仙台のすずめ踊りやアルビレックス新潟のチアダンスなども披露されている。
写真撮影ブースでは、浴衣をレンタルしたカップルらがポーズを決めて撮影に臨んでおり、順番待ちの列もできている。
また、八角形の茶室「無常庵」を設営し、来場者に抹茶や折り紙体験の機会を提供した東京・白金台の八芳園の担当者は「シンガポールは日本のコンテンツへの関心が高い。日本から空輸した480年の歴史を持つ茶室と最新のLED技術を融合させたブースで、日本理解を深めていただき、インバウンドのきっかけとなればと思っている」と取り組みを説明。「茶室は、子どもたちにも人気でリピーターも多い」と笑顔で話す。
Sakura JAPAN FAIRの関係者によると、今回新たに設けられた各ブースで日本を紹介する取り組みは、昨年同フェアを視察したリー・シェンロン首相が「もっと日本らしさを演出してはどうか」と提案したことがきっかけで実現したという。
このイベントは、4月8日(日)まで開催されている。
ソース:http://www.asiax.biz/news/46304/