３月２８日付香港各紙によると、値上げ幅は３．１４％。２０１６年まで７年連続だった値上げも昨年は見送られたため、２年ぶりの料金改定となる。
大まかな計算では、八達通（オクトパス）使用で都心部の移動でビクトリア湾を超えた場合は３０～４０セント、東涌や屯門など新界から都心部に向かう場合は５０～８０セントの値上げになる見込みだ。また値上げの一方で乗客の負担軽減措置もとられる。
６月から期間限定で八達通利用者を対象とした３％の値引きサービスが開始される予定で、香港鉄路（ＭＴＲＣ）の馬時亨・主席は「これで１８年内は実質的な値上げ額はほぼ相殺される」と主張している。
ただ、１７年は不動産収入などを含め１６８億ドルもの利益を上げている同社に対し、マスコミや民主派と親政府派議員ともに「不要な値上げ」と批判している。
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ソース：https://www.hkpost.com.hk/20180329_8204/