26日付香港各紙によると、日本の外相が香港を訪問するのは返還後初めて。
林鄭長官は香港と日本の間で貿易、ビジネス、観光、文化、クリエーティブ産業、高齢者向け科学技術、人文など多方面で交流を促進する意向を示したほか、日本からの食品輸入の状況に留意していると言及。
現在、日本の5県からの一部食品輸入を禁止していることについて「特区政府は市民の健康を保障する責任がある。この前提の下で食物及衛生局が日本当局と連絡を取り、最新状況を検討して輸入制限について適切な措置を取る」と述べた。また日本企業が香港の専門サービスを利用して「一帯一路」戦略による商機をともに生かすよう促した。
一方、食物及衛生局の陳肇始・局長は25日にメディアの取材を受け、河野外相から日本の農産物に対する輸入制限解除を要請されたことについて聞かれ、「食物安全中心が放射性物質の検査を行っており、日本の農水省とも緊密な連絡を取って、事態の進展に応じて次なる行動を取る」と説明した。
ソース:https://www.hkpost.com.hk/20180327_8167/