シンガポールでの外資系企業への信用力調査 東アジアは増加も欧州は減少
世界経済の回復、貿易の増加を背景に、取引相手など外国のカウンタパートに対する信用力調査が増加している。
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信用調査機関のシンガポール・コマーシャル・クレジット・ビューロー(SCCB)によると、シンガポール企業による外国の事業体に対する信用調査件数は2017年3%増加した。調査相手では東南アジア諸国連合(ASEAN)の企業が27.7%を占めた。マレーシア、インドネシア、タイの企業に対する調査が多かった。
東アジアの企業に対する信用調査は26.8%を占めた。多かったのは、中国、香港、韓国企業に対する調査だった。
欧州企業に対する信用調査は12.5%を占めた。2年連続の減少だ。多かったのは、英国、イタリア、ドイツ企業に対する調査。今後はシンガポール/欧州連合(EU)貿易・投資協定の締結で、欧州企業に対する信用調査はさらに増加する見通しだ。
一方、シンガポール企業に対する外国企業による信用調査も12.9%増加した。調査を行った企業が多かったのは欧州で、次いで北米、東アジアだった。
ほとんどのシンガポール企業は2017年、信用格付けに変化がなかった。しかし、財務力が低下した企業の割合は30%と、前年の約3倍に増加した。
ソース:http://www.asiax.biz/news/46153/
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