提携したのはプロプネクス、EARリアルティー、ハットンズ・アジアで、提携の名称はソーリアル・プロプ。不動産ポータルサイトは複数あり、重複掲載、高額の利用料、取引がリアルタイムで反映されないなどが問題として代理店から指摘されていた。
ソーリアル・プロプでは、代理店向けと消費者向けのポータルとアプリケーションを提供する。加入した代理店は、リアルタイムデータを利用できる見返りに、自己所有のデータも共有しなければならない。既に、サビルズ、C&H、CBRE、SLPインターナショナルなど仲介業の7社が加盟を表明した。ソーリアル・プロプはシンガポール不動産代理店協会、KEOコネクトとも提携した。
ERAリアルティーのジャック・チュア最高経営責任者は「破壊的技術が業界地図を変える時代にあって、同業者が力を合わせ技術革新に備える時期と判断した」と語った。政府もソーリアル・プロプに賛意を表明している。
ソーリアル・プロプでは、不動産代理店は最新情報に基づき不動産に関する詳細な説明書を作成し、客の問い合わせに対応し、見学日を調整できる。
ソース:http://www.asiax.biz/news/46100/