シンガポール国際企業庁(IE)は、バングラデシュの官民パートナーシップ庁(PPPA)と了解覚書を締結した。都市開発やエネルギーなど、バングラデシュにおける官民連携インフラ整備事業にシンガポール企業が直接参加するための便宜をPPPAが図る。
イスタナ(大統領府、首相府所在地)で行われた署名式には、ハシナ首相とリー・シェンロン首相が立ち会った。同日の歓迎晩さん会でハシナ氏は「シンガポールには資本、先端技術があり、バングラデシュには若い、教育を受けた労働者が豊富にいる。互いの強みを生かし相互の利益を図ることができる」と挨拶した。両国は航空協定も交わした。互いに旅客・貨物便の運航本数と以遠権を拡大する。
IEは13日には、ビジネスフォーラムでバングラデシュ投資開発庁(Bida)と覚書を交わす。Bidaはシンガポール企業のバングラデシュ進出を助け、免許・優遇措置申請を手伝う。行事も共催する。
バングラデシュは急速に経済が発展しており、電力、エネルギー、運輸・物流、港湾などの領域でインフラ需要が急増している。
ソース:http://www.asiax.biz/news/46098/