新日鉄住金とアルセロール社は、1987年に最初の合弁事業を始めており、最近のものでは、2014年にも合弁を組んでいる。
<DIGIMA NEWS編集部の視点>
同国内では、自動車産業やインフラ分野などにより、鉄鋼需要が順調に伸び続けており、 2017年12月には6.2%の上昇を記録している。今後も市場の成長は好調に推移すると見込まれ、新日鉄住金はエッサール・スチール社の買収により、同国市場を拡大していきたい考え。
また同社は、2020年中期経営計画において、グローバル事業展開の強化・拡大を重要な課題としていることから、今回の買収を通じてグローバル供給ネットワークの拡大も量っていくはずだ。