また同社は2017年3月、既にシンガポールに進出しており、シンガポールの企業プラットフォームには1,000社以上の企業が登録を行っている。
現在シンガポールでは、日本国内と同様に、知名度の低いスタートアップ企業が人材確保の面で課題を抱えている。そのような企業を中心に、会社のビジョンやブランドストーリーへの「共感」を軸としたマッチングシステムを提供しており、競合のリクルーティング会社と一線を画す存在となっている。
<DIGIMA NEWS編集部の視点>
今回「ウォンテッドリー」の新設が発表された香港では、最近、国内失業率が横ばいで推移しており改善がみられていない。、2月22日の国勢調査の統計によると失業率は2.9%となっている。
2017年11月から2018年1月にかけては失業者数は106,600人に達しており、ウォンテッドリーの進出が、停滞する同国の失業率に大きな風穴を開ける存在になるかもしれない。
(参照)http://www.etnet.com.hk/www/tc/news/interfax_news_detail.php?newsid=37149