サイバーセキュリティ人材育成でシンガポール政府支援 市場拡大に拍車
通信情報省はサイバーセキュリティーの領域で起業家、スタートアップを育成するため、インキュベーション施設「イノベーション・サイバーセキュリティー・エコシステム@ブロック71」をアエ・ラジャ・クレッセントの工業建物群(通称ブロック71)に整備し、4月から入居を受け付ける。
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起業家がアイデアをさらに洗練したものに改め、商業化するのを、知識、資金面から支援し、海外進出も後押しする。
施設はブロック71にある、シンガポール・テレコム(シングテル)のベンチャー部門子会社イノブ8と、シンガポール国立大学(NUS)事業部門のNUSエンタープライズ内に設置した。この先2年間で100人の起業家と40社のスタートアップ育成を目指す。
情報通信・メディア開発庁とサイバーセキュリティー庁(CSA)が中心になって推進する。CSAは別に、国のサイバーセキュリティー上のニーズを満たすソリューションの開発を資金面で支援する計画を開始する。
支援を受けられるのはシンガポール登録企業で、開発プロジェクトに携わる社員の50%超が国民か永住者であることが条件。助成金は1件のプロジェクト当たり最高50万Sドル(約4,028万円)。
サイバーセキュリティー市場は拡大を続けており、シェア争いに食い込むことのできる企業を育成する。
ソース:http://www.asiax.biz/news/46077/
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