同国のドテルテ大統領は政権発足後、「ビルド・ビルド・ビルド」と呼ばれる大規模なインフラ整備計画を強力に推し進めており、日本からの政府開発援助(ODA)の支援のもと、2004年と2012年に総額109億円に上るフェーズ1とフェーズ2のバイパス建設を進めてきた。
ブラカン州のフェーズ3のバイパス建設は、北ルソン高速道路とマハリカ鉄道を結ぶほか、4車線へと国道を拡大する計画だ。
日本が支援する本プロジェクトによる首都圏近郊の渋滞緩和が、地方との食糧の流通改善に繋がるため、アグリビジネスを中心として、同国の更なる経済成長が期待される。
(参照)http://business.inquirer.net/246729/ph-japan-ink-9-4-b-yen-loan-bulacan-road-plan