香港でオンライン口座開設が可能に 住所証明不要で手続き簡素化
中信銀行(国際)がモバイル向け新サービスを開始した。
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3月2日付香港各紙によると、新サービスの名称は「イン・モーション」。オンラインで口座が開設できるというのが最大の特徴で、香港身分証(ID)保持者なら最短で15分、実店舗まで出向くことなく銀行口座が持てるという。
口座開設に必要なのは香港IDとメールアドレスと電話番号のみで、住所証明も不要になる。当初は香港市民限定となるが、同行の幹部は「年内には利用者を中国本土ID保持者にまで広げたい」と抱負を述べた。
また同サービスは「バーチャル銀行と比較しても遜色のないサービス」をうたっており、通常の銀行業務である定期預金、外貨両替などにも対応しているが、将来的には株式やファンドの購入も可能になるという。なお資金移動は当面は香港内の金融機関に限られ、香港域外への送金などは不可となる。
<DIGIMA編集部の視点>
中信銀行は、中国の国営コングロマリットの中信集団(CITIC)のグループ会社である。2015年に伊藤忠商事がCITICに1兆円超の大型投資を実行した。また、みずほ銀行もCITICと資本提携を行っており、日本企業との関わりがある。将来的には、日本向けの本サービスを提供する可能性がある。
ソース:https://www.hkpost.com.hk/20180305_7537/
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