シンガポールでも「働き方改革」 ワークシェア・フレックスタイムを奨励
ジョセフィーヌ・テオ第2人材相(首相府相)は中華総商会主催の国際女性デーの行事で、3月末で切れるワーク・ライフ・グラントを2年間延長し、また申請を容易にするなど内容も7月から改めると発表した。総額3,000万Sドル(約24億円)の予算を組む。
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ワーク・ライフ・グラントは仕事と家庭生活のバランスを考慮した勤務制度の導入を経営者に奨励するための助成金で、出産などのため家庭に入った女性の社会復帰を奨励する意味合いもあり、テオ氏は「フルタイムの職以外の選択肢を企業が女性に与えるのを支援する」と語った。
社員が自宅でも作業ができるよう、仮想施設網(VPN)などのインフラ整備に企業は助成金を申請できる。
新方式では、社員のうち1人でもフレックス勤務制の適用を受けていれば、会社は助成金を申請できる。従来は社員の20%以上がフレックス制の下、働いていることだった。
助成金は2年間にわたり社員1人当たり2,000Sドル(約16.5万円)に引き上げる。受給できる社員数は1社あたり最多35人。
ワークシェアリングを奨励するための助成金を2,000Sドルから3,500Sドルに引き上げる。専門職、技術者などではワークシェアリング導入は困難なことを配慮し、助成金を多くすることで経営者側に導入を促す。
ソース:http://www.asiax.biz/news/46069/
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