日本製の「建設用機械」の需要が高まる中国 ロボット製品は57.9%増
インフラ整備に注力する中国を中心として、2018年も日本製の建設用機械の国際的な需要の高まりが期待されている。
日本建設機械工業会(CEMA)は、2018年度のトラクター、油圧掘削機や他の機械の国内外への出荷は、昨年比より5%増の2.4兆円になると見込んでいる。CEMAに加盟する企業の85%は、2018年に中国での需要が高まると予想しているほか、71%は2019年も引き続き拡大していくとの見方だ。
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一方で、国内の工作機械およびロボット製造企業も需要の高まりを期待している。
日本工作機械工業会(JMTBA)は、昨年の工作機械の発注が前年比より31.6%増の1兆6400億円と過去最高値を記録したと報告したほか、2018年度はさらに上回ると示唆している。
<DIGIMA NEWS編集部の視点>
日本ロボット工業会(JRA)は、2017年にJRAの加盟企業らが受注した総額が、前年比34.1%増の7594億円に達したと発表している。これに非加盟企業も加えれば、その総額は9000億円以上とされ、2018年は1兆円を超えるとの見通しだ。
また、これらの受注の多くは中国からで、工作機械に関しては前年比より50%増、ロボット製品は57.9%増で海外出荷の40%を占めている。
急速に高まる需要に応えるべく、日本企業は今後の課題として、機械輸送の効率化に取り組んでいく必要がありそうだ。
(参照)https://www.asiaventurepedia.com/2018/02/27/chinese-demand-keeps-japans-machine-builders-busy/
https://asia.nikkei.com/Politics-Economy/Economy/Chinese-demand-keeps-Japan-s-machine-builders-busy
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