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パキスタン、エネルギー・自動車分野の投資を誘致 携帯電話市場も成長中

 
投資委員会(BOI)のNaeem Zamindar会長は同国内の有望な投資先として、エネルギー、太陽光発電、電子機器、自動車、繊維、プラスチック製品などの分野を発表した。

 

パキスタンの2016年-2017年にかけての経済成長率は5.3%を記録しており、同国政府は国内で頻繁に発生する停電に対処するため、液化天然ガスや再生可能エネルギーの追加を通じてエネルギーの多様化を図り、エネルギーの需要の増加に対応している。

 
<DIGIMA NEWS編集部の視点>
 
近年、パキスタンでは携帯電話の普及率も著しく上昇しており、2003年から2008年の間の普及率は100倍にも増加している。2017年第1四半期においても国内の携帯電話市場は引き続き強い成長をキープし、前年比で9.7%の増加となった。
 
同期のスマートフォンの出荷台数も27.6%と大幅に上昇していることから、総人口約1億8800万人を抱え、2050年には世界第4位の人口大国になると予想されるパキスタンでは、携帯電話市場も新たなビッグビジネスとなることは間違いない。

 

 

(参照)https://www.thenews.com.pk/print/286336-pakistan-seeks-japanese-investment-in-energy-auto

https://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prCEMA42750617

https://tribune.com.pk/story/1566801/2-pm-expects-foreign-firms-invest-pakistans-energy-market/