医療機器市場アセアン第1位のマレーシアに「日本ライフライン」が自社初の海外工場を建設
医療用機器の製造・販売を行う日本ライフラインは2月26日、日本国外で最初となる工場の建設をマレーシアで行うと発表した。
この記事の続きを読む
同社は今回の工場建設に向け、ペナン開発公社との間で、ペナン州マレー半島側の工場用地16,211平方メートルの取得契約を締結した。今後2年間で工場用地の取得費用の他、生産設備等も含め、約20億円の投資を予定しており、2019年秋に竣工、2020年初頭の稼働開始を予定している。
同工場では、バルーンカテーテル、EP カテーテル、アブレーションカテーテル及びオープンステントグラフトなどの心臓循環器領域の医療機器を日本向けに製造することを予定しており、従業員数は約50名となる見込みだ。
<DIGIMA NEWS編集部の視点>
マレーシアの医療機器市場規模は東南アジア諸国連合(ASEAN)域内では1位となっており、ペナン州では2016年、マレーシアの医療機器輸出総額の3分の1となる178億マレーシアリンギット相当を生産されている。また、マレーシア医療産業協会は2017年の輸出額について、12%の成長が予想されると発表している。
ペナン州はマレーシアにおける工業の拠点として、インフラが整備されており、人材も豊富にそろっていることから、多くの外資系企業の工場が進出している。
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
Digima〜出島〜
http://www.digima-japan.com/
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由