2005年に創業したチョー・ベンチャーズ社は、米国サンフランシスコに拠点を置くベンチャー企業で、クラフトチョコレートの製造販売を行っており、サンフランシスコや西海外エリアを中心に事業展開をしている。同社の商品は国際チョコレート賞を22回受賞するほどの品質で、若者を中心に米国市場で強固なブランド認知度を誇っている。
同国内で最もチョコレートの購買意欲が高いミレニアム世代に対し、認知度の高いチョー・ベンチャーとの提携することで、より洗練されたチョコレート製品を提供していく計画だ。
年間約189億米ドル規模、成長率は年2%と言われている米国市場でのチョコレート事業を強化する江崎グリコは、その中でも堅調な成長が見込まれているプレミアムチョコレートのカテゴリーで勝負をかける。
<DIGIMA NEWS編集部の視点>
現在、同国では「ビーントゥバー(Bean To Bar)」をはじめとする、少量生産の高級チョコレート市場が急成長し、通常のチョコレートに比べて高価であるにもかかわらず店頭に並べば即完売という状況が起こっている。同国におけるプレミアムチョコレート市場には十分な商機があると言えるだろう。
(参照)https://sf.eater.com/2018/2/21/17036606/tcho-chocolate-sale-sold-japanese-glico-pocky
https://www.bizjournals.com/losangeles/prnewswire/press_releases/California/2018/02/20/SF19603