公共輸送審議会(PTC)が2月24日発表したタクシー、配車サービス利用調査によると、昨年のタクシー利用者数は1日平均78万5千人で、前年の95万4千人より18%減少した。
PTCは年齢15歳かそれ以上の、タクシー、個人ハイヤーを利用している居住者1,500人を、30地点でピーク時とオフピーク時に分け調査した。
過去1週間に個人ハイヤーを利用したことがあるとの回答は70%(前年は50%)。過去1週間にタクシーを利用したことがあるとの回答は30%(同50%)と、タクシーの人気衰退が明らかだ。
全国タクシー協会幹部のアン・ヒンキー氏は、多様な電子決済方法の提供、身体障害者にやさしい車両の投入など、タクシー運営業者には改善の余地があるとの考えを示した。
サービスに対する利用者の満足度は両方とも上がったが、個人ハイヤーの方が高い。個人ハイヤーのサービスに対する満足度は8.2(前年は7.9)、タクシー利用の満足度は7.9(同7.5)だった。
以前より公共輸送機関の利用が減り、個人ハイヤー利用が増えた、と回答した10人に6人は、割引料金を利用の理由に挙げた。
ソース:http://www.asiax.biz/news/46024/