台湾の大手製紙業者がティッシュ類の値上げを発表 市民の間では〝まとめ買い騒ぎ〟も
台湾での原料パルプの価格高騰を受け、同国の大手製紙業者がトイレットペーパーやティッシュペーパーなどの値上げを発表した。
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小売店では3月中旬から価格が反映される見込みだ。「クリネックス(舒潔)」ブランドなどを手掛けるキンバリー・クラーク台湾によると、値上げ幅は8~10%程度になるという。
値上げ報道を受け、この週末には一般市民が量販店などでティッシュ類をまとめ買いし、売り切れが続出する事態となった。
行政院消費者保護処は25日に緊急記者会見を実施し、国内大手製紙業者へのパルプ原料供給は安定していると発表した。
また、カルフール(家楽福)、大潤発(RT-Mart)、愛買(a.mart)、全聯複利中心(PX Mart)での販売価格は3月中旬までは値上げを行わないため、慌てて買い占める必要はないと注意を促した。
また、公平交易委員会(日本の公正取引委員会に相当)も25日、販売店への価格調査を実施しており、違法な便乗値上げには罰則を課すと発表した。
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