日本投資家の展望が明るいカンボジア 投資金額も 1年でおよそ2倍に
カンボジア開発評議会(以降、CDC)は、2017年に日本がかかわったプロジェクトについて銀行、製造、農業、サービス、インフラなど130以上に上り、投資額は2016年の8億2200万米ドルから16億米ドル相当となっていることを発表した。
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カンボジアの日本国大使である堀之内秀久氏は、日本企業が投資をしている分野について、エレクトロニクス、電気機器、自動車のスペアパーツなどを挙げ、日本の投資家が現地経済の将来に対し明るい展望をもっていると述べた。CDCの事務総長ソクンダ・ソフェア氏もまた、これらの投資がカンボジアの人的資本を築くことを助けているとコメントした。
<DIGIMA NEWS編集部の視点>
ここ数年の大幅な賃金の上昇による市民生活水準の向上が続いているカンボジア。それに伴う労働市場の変化により、様々な局面で新たなステージに向かっている新興国のひとつだ。
インドシナ半島の中でも、多くの日系企業が進出を果たすタイやベトナムの間に位置し、加えて両国と比較しても人件費が安いため、近年は両国に次ぐ「タイプラスワン」「ベトナムプラスワン」としても注目されている。
(参照)http://www.khmertimeskh.com/50109243/japanese-investment-worth-1-6-billion-2017/
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