大和ハウスが中国で大型マンションを建設 現地の富裕層や中間所得層がターゲット
大和ハウス工業は20187年10月、中国東部の臨海部にあり上海や蘇州に1時間でアクセスできる江蘇省南通市に1700戸の大型マンション建設の着工に踏み切ると発表した。
この記事の続きを読む
同社は過去30年近く中国でサービスアパートメントやホテル事業、分譲マンションの販売開発などに携わってきた。中国政府がバブルの抑制を理由に規制を強化していたため、一時開発を中断していたが、同省の経済開発区の開発の流れに乗り、今回の投資が決定した。
同プロジェクトは総工費約660億円の大型プロジェクトで、大和ハウスと現地企業との合弁で進められる。プロジェクトの完了時期は2021年を見込んでおり、現地の富裕層や中間所得層を販売ターゲットとしている。
近年、経済成長が続く中国では、富裕層の増加を背景に不動産業界は分譲、賃貸ともに活気を帯びている。中国不動産協会の部長リュー・ジ・フォン氏によると、中国の賃貸住宅市場は、2017年に1.3兆元規模の市場となっており、確実に成長を続けているという。
また、同時に中間所得層も増加している。 マッキンゼー・アンド・カンパニーが行った調査によると、中国の都市部の人口のうち76%が2022年には中間所得層となるとの結果がでている。2017年には同省の最低賃金が6.8~8.6%引き上げられるなど、市民の消費意欲の高まりにも期待が持てそうだ。
(参照)https://www.asiaventurepedia.com/2018/02/18/daiwa-house-to-build-1700-condos-in-china/
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
Digima〜出島〜
http://www.digima-japan.com/
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由